スーパーバイザー クビになる

うちの部署のスーパーバイザーが降格になって違う部署へ移動してワーカーに。

それは、アジア人のワーカー達がスーパーバイザーの上司であるボスに直訴したから。

この元スーパーバイザーは20歳の若いオージー。

もともとは違うスーパーバイザーがいて

普段はワーカー、その人が休みの日だけスーパーバイザーになるという副スーパーバイザーみたいなもんだった。

でも、他の部署の人手が足りなくてこちらのスーパーバイザーが異動に。ここ3ヶ月はこの若者がスーパーバイザーとして働いていた。

うちの部署は9割がアジア人。

人数の多い順に台湾、ネパール、香港、韓国、日本、中国。

オージーのワーカーは人手が足りないと呼ばれて来る。多いときで4人。

だから、スーパーバイザー以外全員アジア人という日も多い。

でも、他の部署はほぼ全員オージー。

肉を扱う=オージー

内臓を扱う=アジア人という感じ。

だからなのか、若いからなのかその若者スーパーバイザーはアジア人とオージーとの接し方や仕事のさせ方が違っていた。

それに怒ったアジア人がオフィスに抗議に行ったのだった。

オーストラリアでは、差別は当たり前。

分かりやすく冷たくするのはなくても、ナチュラルに区別されているのは他の地域や会社でもあったからもう慣れっこだった。

だからこの若者スーパーバイザーもアジア人はこき使いやすい、いろいろと言いやすい存在だったのだと思う。

最初はみんな仕方がないと諦めていたけど、どんどんエスカレートしていった。

仕事中しゃべってばかりでサボる、ワーカーやオージー同士ちょっかいかけて遊んでいる

→五分休憩をとらせない、無給の残業をさせる、オージーワーカーが早めに休憩に行っても何も言わないのにアジア人にはチャイムが鳴るまで働かせる

10人ほどがオフィスに抗議しに行ったけど

何も変わらないと思っていたその三日後。

スーパーバイザーをクビになっていた。

ボスがちゃんと動いてくれたのだった。

サボっている人ならオージーにも厳しい。ボスがちゃんと対応してくれてよかった。

お名前.com サイトに広告を掲載してお小遣いが稼げる!【A8.net】

コメント

タイトルとURLをコピーしました